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7/22 打合せとレジデンス [黄金町バザール]

ブログをお休みしていた7月の半ばも過ぎた頃、短期間ですが横浜黄金町に行っていました。
いろいろ手を尽くして下さったんですが、やっぱり最終的には本人が現場を見て確認しなければ始まらないということと、どうせならレジデンスもちょっと使わせてもらいたいとの希望を出したところ返事はOK!
夜行バスに揺られて横浜に行ってきました。


企画書には黄金町の元特殊飲食店舗の中をぶち抜いて、公開制作で全面にペインティングすることを提案していました。実際に何処をその場にするか具体的に考えた所「黄金町エリアマネージメントの事務所」と「巧」という名前であった元特殊飲食店舗跡が候補になりました。
現場を確認して少し考えましたが、元特殊飲食店舗跡に決めました。
企画書に提案していた場所だからではありません。二つを比べると元特殊飲食店舗跡の方が断然どうなるのかよくわからない場所だったからです。

実際、黄金の方々が元特殊飲食店舗跡の環境がペインティングをするのには適さないと判断し、その代案として用意して下さったのが「黄金町エリアマネージメントの事務所」でした。
確かに事務所は壁面も広々していて、ペインティングに適していたのはよくわかります。考えて下さった黄金の方々に感謝です。
でも、やっぱり惹かれるのは新しい挑戦ができる所なんですね。私自身が何かドキドキしないと活きの良いものが産まれない気がするんです。
何度も自問しました。「絵を描きたいなら、事務所の方が適してるよねー」って。でも「この場所、スタジオではなく黄金町でするべきことは単に絵を描くことじゃなくって、絵画によって空間を作り出すことなんじゃないのかな」っていう結論が出た。そうなれば、もう空間が(ある程度)出来上がっている事務所より、これからどうなるのか解らない店舗跡の方が面白い。
企画書に沿った内容の制作をする責任はありますが、やっぱり面白く感じる方に行くべきだと。。。

恐がりなくせに、いつもそうなんですよね。私。
普段の制作でも「やらないでどうする」って、常に実験しています。
自由な所で制作ができているからなんでしょうね。
自由すぎるところは、ああ、どうしようって感じなんですけど。
でも、やっぱりそうしたいのならばするべきだと。
これから自分でも想像できないくらいのイイ作品を作らなければならないので、解るところで止まっていちゃダメだと思うのです。
技術的な所はもちろん少しずつの積み重ねなので、それ以外の所の話ですよ!

DSCF0063.JPG

写真は現場、内部よりのショット。暗くて、狭い感じです。。。

黄金町バザール、この場所をできるだけオープンにするぞ!
空間が広がるようペインティングをするぞ!

公開制作です。皆さんと一緒に楽しむ感じで行きたいです。
絵画って面白ーい。って思っていただければ嬉しいなー。







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