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2014-03-28

フィギュアスケートの世界選手権が埼玉で行われています。
昨晩は女子のショートプログラムが行われてて、私もテレビで観戦しました。
選手達は皆素晴らしく、緊張感の中にパワー、テクニック、美しさ、そして精神力が競われる、見応えのある内容でした。サッカーなどに比べると、フィギュアスケートはマイナースポーツですが、アーティストの間では人気スポーツだと思います。私も大好きです。

浅田選手の演技も涙ながらに観戦したのですが(オリンピックのSPのこともあって心配していたので。彼女が満足いく演技ができてとても嬉しかった)、カロリーナ・コストナー選手の演技は私の中で圧巻でした。
美しさと優しさが体中から溢れ出て来るのを、そのまま形にしているように感じました。
もちろん形になっているのは、非常に高度なテクニックがそこに介在しているからなのですが、あまりにも自然に演技しているので、選手を応援しているはずの私が応援されているように感じるほどでした。
素晴らしかった。

そして、SP終了後の会見。
彼女のコメントに涙がにじんで来ました。
このような人物に望めばなれるものでしょうか。努力すればなれるのものでしょうか。


=====以下スポーツナビより抜粋=======
http://m.sports.yahoo.co.jp/column/detail/201403270019-spnavi
コストナー「ソチ五輪より緊張していました」

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高いレベルで、安定感のある演技を披露したコストナー【坂本清】
※コストナーはスケジュールの都合により、質問時間を別途設定。

――今日の結果を受けての感想と、フリーへの抱負は?

コストナー 非常に気持ち良かったです。時があっという間に過ぎた感じです。実は午後からソチ五輪より緊張していたんです。なぜここまで緊張するかよく分からなかったんですが、ソチのときのように心を解き放って演技ができればと思っていました。日本の皆さんは本来なら2011年に東京で世界選手権を開催するはずだったのに、(震災の影響で)できなかった。皆さん待ってくださっていたんだと思い起こしました。そして皆さんの前で滑ることができて光栄だと思い、お客さんが喜んでくれることをありがたいと思っていました。スケートで何が大切なのかを考えました。もちろんジャンプやエレメンツも大事ですが、それだけではなく演技全体をまとめ、何かを創り出すことが大事です。それを演技の中で見せることができて非常に誇りに思っていますし、他のスケーターの活躍も素晴らしいと思いました。

――ソチ五輪と同様に自由に演技ができましたか?

コストナー そうですね。自由に落ち着くことができました。落ち着く上で大事だったのは、これは面白いことだと思ったのですが、(選手に向けてリンクに投げられた)お花を集めるちびっ子のスケーターを見ているうちに、私もこんな小さい女の子の時代があったんだなと思いました。チャンピオンと同じ氷の上に立てるのであれば何でもすると思っていたことを思い出して、みんながああいう小さいころから夢を抱いて頑張ってきて、私は自分の夢を実現し、いかに光栄で幸せかを感じましたし、長年このレベルで戦い続けることができて、非常にうれしく思っていました。

――ソチ五輪での団体戦から安定している。なぜそこまで落ち着いて滑ることができているのか?

コストナー 秘訣はありません。やっぱり努力してきたことが成果につながっているんだと思います。私のために情熱を持って、全力を注ぎ、献身的に、いつも私がどうしたらもっと良い演技ができるかを考えてくれるチームのおかげだとも思っています。自らの人生の中で私のために時間を割いてくれる方々ですので、これは普通のことではないですよね。それを考えると私はすごく幸運で、恵まれていると思いますし、その時その時で全身全霊で練習に挑むこと、氷上に立った瞬間はこれからどうなるか分からないのだから、それはそれで受け止めることが大事だと思っています。結果について、一喜一憂するのではなく、氷の上に立った瞬間から、自分は幸せなんだと思うようにしています。

=====抜粋終わり=========


フィギュアスケーターとしての彼女の人生はこの世界選手権で一区切りつけられるようですが、彼女ならきっとこの先も更に素晴らしい未来が約束されている気がします。




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