いきもの

先日の夜、夫が拾ってきました。
DEMADOにに迷い込んでいたらしきミツバチです。



夫が見つけた時はひん死の状態で、足がじわじわ動いている程度。
体を冷やさなきゃ！栄養あげなきゃ！で水をやろうとしたり砂糖を溶かしたり。
この写真の後にはマーマレードを近くに置いたりもしました。

実は先週も夫婦で虫さんを助けようとした行動有り。
夜の11時頃、散歩の行きしな、御霊さんの玉垣に茶色いぶりっとした物体の上に白いキノコみたいなものが生えているのを発見。近くによってみると、なんと！羽化しようとしている蝉でした！
蝉って通常明け方に羽化するらしいですね。わー珍しいー、、、とか思って、散歩の帰りにもどうなっているかなーってチェックしたら、わーわーわ、やっぱり落ちていたよ！アリんこにたかられていたよ！
そこらにある枝を拾ってそれに掴まらせ、羽化するのに良さげなところを探したけど、近くにない。早くしないと羽が固まってしまうよー。。。
しょうがないから抜け殻があった玉垣に戻す。そしたら白い蝉はどんどん玉垣を登り始めた。
すぐにてっぺんまで来てしまって、山を越えて今度は頭から下り始めた。
違うよー、頭は上だよー。
ってあせってたら、くるんと180°回転してちゃんと頭が上になったんです。
賢い。こんな方法があったとは。。。でもなんで？
って思ったら、ぼとん、とまた落っこちた！
わわわー、羽が！アリんこが！
また焦って枝につかまらせたけど、玉垣はもうダメ。電信柱も玉垣に近い（？）から、ダメ。良さげな木はやぱっぱり近くにない。
で、結局私の腰より低い灌木の細い枝、地面から20センチくらいのところに何とか掴まってもらいました。
すぐにじっとして、しばらくしても落ちない。
羽がちょっと伸びてきたような気がする。
夫が言うには、ちょっと変なところが多い（夜に羽化するとか）ので、もしかして寄生虫にやられていたり、なんかおかしい蝉なのかもしれない。とのこと。
すぐに死んでしまう命のかもしれない、でも、一生懸命生きようとしてるのを見ると、なんとかしてあげたくなるでしょう？
・・・・・一人だったら怖くて何も出来ないけど。（夫と二人の時で良かった）
・・・・・どんな生き物でも助けるってわけでもないけど。


ミツバチのことから、蝉の話になってしまいました。
蝉は次の朝夫が見たところ、掴まってもらった灌木にはもう居なかったとのことです。
そして、ミツバチは次の朝完全に動かなくなっていました。

二匹とも生きていたら嬉しいけど、死んじゃったからってそんなに悲しくはなりませんよ。
そんなものなんですからねー。