SSブログ

きんもくせい、もくもく、渋皮煮 [雑記]

気がつけばきんもくせいが満開です。
甘い香りが少し冷えた空気に満ちれば、もう完全に秋です。
庭の草木もほっと一息。これから冬になるまでの間、少しの時間控えめに華やぎます。
そろそろ鉢替えの準備をしなきゃと思っていたところ、なんとグレープフルーツの苗にアゲハチョウの幼虫がついてしまいました。
「幼虫」。。。苦手です。とても苦手です。
でも、なんだかこの時ばかりはちょっとかわいく見えてしまって、がんばって貧弱な葉にかじりついているところがけなげに感じてしまって、「もくもく」って名前をつけてしまいました。
名前を付けてしまえばこちらの負けです。
それからもくもくのことが気になって、えさ(グレープフルーツの葉っぱ)が足りるか心配し、動かなくなれば死んじゃったのかと心配し、鳥のフンのような姿から緑色になったときはびっくりしながらも「幼虫なのにしわしわ」だと心配し、あげくの果てには少し家を空けていたときには写メを送ってもらうほどになっていました。私の携帯の中に幼虫の写メ!信じられない。。。。でもかわいい。
また動かなくなってえさが足りないのか?と、とうとうみかんの木を夜に探しに出て、クモの巣に引っかかりながら2本確保した次の日、噂に聞いたさなぎになる前の高速うろうろ。どこに?どこに?どこへ行ってしまうの?とおもいつつ、任せるしかないと腹をくくり向かえた朝。最初は探しても見つからなくて「行ってしまったのね。。。」と気落ちしていたのですが、旦那さんが見つけてくれました。
お隣さんの壁のツタに、ちょこんとついていました。
これからさなぎへの脱皮です。
明日の朝にはまた違った姿になっているのでしょうね。。。

秋といえば最近毎年栗をいただきます。
今年の初栗は一ヶ月ぐらい前。粒も小さい目でしたのでバニラと煮詰めました。
今回は恒例になって来ている渋皮煮を作っています。
すごく手間がかかりますが、上手くできればお土産にできるのでそれも楽しみです。
秋の夜長に栗の皮むき。
渋皮の煮汁のザクロのような赤。。。。







この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。