SSブログ

2015-03-24

昨日の晩は謝恩会でした。
八尾の日本料理店で開かれた会は、もちろん女子、女子、女子!
男子は先生一人と、私の息子(およそ二歳)のみ。あ、それから厨房のお兄さん二人。
若くてきれいな女子ばかりの集まり(みんな盛装)は、見ているだけでなんか和みます。

ちょっと精神的にまいっているときに「今が一番つらい時(年齢)なのよ。」とアドバイス頂いたことは忘れられない。
女子のリアル厄年、30を過ぎてちょっとしたぐらいから。
体も変わるし、身の回りの状況も変わる。
根拠のない自信もすり減ってくるし、ぼけっとしても助けてくれる人もいなくなってきて、自分自身もだんだんトゲトゲしてきてしまう。
私の望んだ世界はこんなはずじゃなかったぁーぁーぁー。
とか言って現状に焦りまくる。
私の場合、このとき初めて自分を正確に値踏み、というか自分の価値?市場価格?を冷静に見極めざるを得なくなった。

もがきましたねー。
それまで、運と勢いで生きていたから、積み上げてきたものなんて何もなかった。自分に信じられるものなんて何もなかったんですよ。更にそれを無意識に人のせいにして「どうして私はこんなに不幸なの?」状態だったから「誰か助けて!私、こんなに一生懸命やっているんだから!」って悩んで泣いても、全く何かに向けて行動することをしなかったです。
その辺りの時にいただいたのが前述の「今が一番つらい時(年齢)なのよ。」という言葉。
誰でもこのつらさを乗り越えているんだって、教わりました。ある意味皆が通り抜ける「儀式」。

絵画始めましたよ。乗り越える為に。
自分で生活作りかえましたよ。これからを生きる為に。
誰にも助けを求めない。これが合言葉。
私はその時まで自分の育った環境や受けた教育を、真剣に振り返ることはなかったんですが、そのとき、いろいろ思い出して、自分はいったいどうやって自分になったのか探りましたね。
当たり前と思っていたことも、見つめ直して弱いところを良くしていこうとしました。

そこから、今の私が始まった気がしています。

だから、謝恩会でも学生の姿を見ていると、何も言えなくなってくるんですね。
きっと、みんな笑顔の底に、疑問や恐れや人に言いたくても言えないことをたくさん抱えているんだと思うんですが、まあ、生きてみなはれ。です。
精一杯生きていたら、誰もが通り抜けてきた試練があなたにもやってきて、あなたはその時何かを始めることになるだろう、ということです。
私が言うのもなんですが、人生はずっと続いていくんです。
今目の前の道は暗くてあまり見えないかもしれないけれど、あなたが通った後は光り溢れているように願います。
その一つ一つの明かりが大きくなって、また次の世代の明かりになればと願います。

ご卒業おめでとうございます。
2015-03-222015-03-26 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。